マイスリーに頼らないために一番必要なこと

日本人の5人に1人が不眠症と言われており、その患者の多さから国民病と言われるほど、身近に起こりうる睡眠障害の1つです。

眠れないつらさやマイスリーによる副作用などは体験した人にしか理解してもらえないことが多いため、まずは家族や友人など周囲の人に理解してもらえるよう話をすることが必要です。

理解してもらうことで気が楽になり少しは症状の改善へ向かうと思います。

しかし、いちばん必要なことは自分で自分の生活習慣を見直し、整えることです。

改善方法として、食事や運動、入浴などが一般的に挙げられることが多いですが、寝るときの室内環境も睡眠と深い関わりがあります。

ただ単に、部屋を暗くするだけでは症状を改善することはできません。
そこで、不眠症を改善するための室内環境の整え方を、3つのポイントに分けて説明したいと思います。

まず1つ目は、部屋の明るさです。

眠るときは照明を消して真っ暗な環境で寝ている方がほとんどだと思いますが、実は眠るときに最適な明るさがあるのです。
それは、月の同じ明るさと言われており、黄色やオレンジなどの暖色系の明かりが眠りを誘うと言われています。

逆に、蛍光灯などの青白いブルーライトと言われる明かりはメラトニンというホルモンの分泌を妨げてしまうため、携帯やパソコンなどの画面を就寝前に見ることは控えましょう。

また、朝起きてすぐ日光浴をすることで体内時計を整えることができます。

2つ目は、温度と湿度です。

気持ちよく眠るための温度と湿度は、季節によって変わります。

春や夏だと室温は26度前後、秋や冬だと18度前後です。
湿度は、季節問わず50%が望ましいとされています。

しかし、いちばん気をつけるべきポイントは室内の温度と湿度だけではなく、寝具の中の温度と湿度なのです。

布団の中は33度前後を保つようにしましょう。
季節に合った寝具選びをしたり除湿機や加湿器を使ったりしましょう。

最後に3つ目は、音です。

音楽やテレビをつけたまま眠りについている方もいるかもしれませんが、ぐっすり眠るためにはできるだけ静かな環境を作ることが大切です。

図書館くらいの静かさと言われる40デシベルよりも大きい音の中で寝ることは睡眠に悪影響を及ぼします。

リラックス効果を得るために就寝前に音楽を聴くことは良いことですが、寝るときは音楽を消し、静かな環境を整えることが必要です。

基本的な3つのポイントを説明させていただきましたが、寝室の清潔さや家具の配置など他のポイントもたくさんあります。
手軽にできることからコツコツと自分にあった室内環境を整えていきましょう。