マイスリーに依存した結果・・・

 

2年ほど前から、不眠症に悩まされています。

きっかけは、当時付き合っていた彼とうまくいかなくなったことでした。

彼とは学生時代から10年近くもずっと交際しており、私たちはもちろん、周囲もいずれは結婚するものと思っていたのです。

しかし、30歳を目前にし、そろそろケジメをと両親からやんわりと結婚を催促され始めた頃、大きなプロジェクトを任された彼は仕事に夢中になってしまい、デートもままならないのにやっと会えばケンカばかり、お互い疲れてしまいました。

将来のことや両親の気持ちを考えると眠れない夜が多くなり、それはいつか毎晩のこととなっていきました。

それまではとても寝付きが良く、夜中に目覚めることもほとんどなかったのですが、どうやって眠りに就いていたのか、思い出すことすらできません。

寝なければと思えば思うほど焦り、目をつぶっていると暗い考えばかりが浮かびます。

ようやく寝ても眠りが浅く、ちょっとした物音でも飛び起きてしまうなど、その頃の私はずっと緊張していたのかもしれません。
爆発しそうなストレスを抱え、私が心療内科を訪れたのは、そんな毎日を半年近く続けた後でした。

彼とは両親も交えてすったもんだの挙げ句に別れており、それなりにスッキリしたはずでしたが、眠れない夜は改善されず、このままでは新しい一歩を踏み出せないと思っての決断です。

初めての心療内科に不安でいっぱいでしたが、担当してくれた医師はさすがにとても聞き上手で、誰にも話せなかったことまで、全て打ち明けて話すことができました。

それでかなり楽になりましたし、マイスリーという眠りに入りやすくするお薬を処方してもらい、とてもホッとしたのを覚えています。

もっと早く受診すればよかった、はじめはそう思いました。

お薬のおかげで、寝付きはよくなりましたが、薬効が切れると夜中に目が覚めてしまいとても不安になるのです。

しばらくすると私はマイスリーが辞められないことに悩むようになりました。

徐々に薬の量が増えてしまい、幻覚や一時的な記憶障害、異常行動などの副作用にも悩まされました。

今は少しずつ薬の量を減らす努力をしていますが、一度依存してしまったマイスリーから離れる難しさを痛感しています。